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ヤマト運輸が電気自動車100台を導入 京都市では路面電車も
ヤマト運輸は17日、三菱自動車の軽商用電気自動車(EV)「MINICAB‐MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」を100台発注し、集配業務に使用すると発表した。
今年末に納車が開始され、2011年度中に30台、2012年度以降に残り70台が現場に配備される計画。主な導入予定エリアは、「東京・羽田地区」と「京都市」。前者は、ヤマトグループの中核を担う物流ターミナル「羽田クロノゲート」建設にあわせて、現在集配中のCO2排出ゼロを目指している地域であり、後者は、「環境共生型都市」の実現を目指していることを考慮した。
昨年から一部の地域において三菱自動車と共同で実施してきた集配実証走行試験の結果、「宅配事業において軽商用EVは対応可能と判断」(同社)し、今回導入を決定した。
一方、同社は同日、京都市嵐山周辺において、今月18日から路面電車を活用した宅急便の輸送を開始すると発表した。物流ターミナルから嵐山担当営業所間の輸送に「路面電車~嵐電(らんでん)~」を利用し、集配にはリヤカー付き電動自転車を活用する。トラックによる輸送・集配をやめることでCO2削減し、低炭素社会を目指すという。
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