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日立情報と日立電サ、Web上のオープンなマーケットプレースを開設
近年のIT 環境は、クラウドコンピューティングをはじめとした新しいサービスプラットフォームの出現やネットワーク技術の進歩により、大きく変化している。さらに、事業のグローバル化やビジネスモデルの複雑化などに伴い、ITシステムに対するニーズはますます多様化している。こうした状況下、企業においては、より柔軟かつスピーディーにシステムを導入したいというニーズから、SaaS/クラウドサービスの利用が進んでいるという。一方で、専任のIT担当者がいない中堅・中小企業にとって、自社に適したSaaS/クラウドサービスの選択・検討が容易でないほか、導入後に自社の業務とのミスマッチが生じるなどの課題もあった。
こうした背景から日立情報システムズ(以下 日立情報)と、日立電子サービス(以下 日立電サ)は、SaaS/クラウドサービスをユーザーが自ら注文・導入できるWeb上のオープンなマーケットプレース「MINONARUKI(みのなるき)」を開設。開設に伴い、両社は日立ソリューションズとも連携し、13日よりサービスの販売を開始している。
「MINONARUKI」は、日立グループのクラウドソリューション体系である「Harmonious Cloud」のオープンクラウドマーケットプレースとして、日立グループ各社はもとより、日立グループ以外のサービスベンダーも含め、業務効率の向上や経営課題を解決する多種多様なサービスをWeb上からセルフ販売方式で提供する中堅・中小規模企業向けのマーケットプレース。 また、SaaS/クラウドサービスベンダーには、SaaSの稼働基盤などもワンストップで提供可能なため、サービスベンダーは、「MINONARUKI」を利用して手軽にサービスを提供・販売することが可能だという。
今後、「Harmonious Cloud」を推進する日立製作所、日立情報、日立電サ、日立ソリューションズの4社は、各社のSaaS/クラウドサービスを、「MINONARUKI」を通じて紹介・拡販するとともに、より魅力的で多種多様なサービスを提供可能にするため、サービスベンダーも随時募集するなど、販売・宣伝面での連携を図る。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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