iPhoneが自動通信で通信料発生 ソフトバンクが告知忘れ

2011年5月10日 17:29

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東京都文京区のソフトバンクショップ(2011年4月11日撮影)

東京都文京区のソフトバンクショップ(2011年4月11日撮影)[写真拡大]

 ソフトバンクは10日、米アップル社製の高機能携帯電話「iPhone」が、定期的に自動通信を行うことと、それに伴い、知らないうちにパケット通信料が発生することを、一部のiPhone利用者に告知していなかったと発表した。今回の件に関するお詫びをホームページ上に掲載している。

 同社は、告知を受けていなかった利用者を対象に、パケット定額料の下限額(1029円)を1カ月分無料にする。対象者は、2段階定額(パケットし放題 for スマートフォン/標準プライスプラン)を利用し、かつ本日5月10日までにiPhoneをiOS4.0以上で利用しているユーザー。5月12日から7月31日までに同社ウェブサイトから申告する必要がある。

 iPhoneを含め、スマートフォンは、ソフトウェアやアプリケーションの各種設定などにより、定期的な通信を自動で行う。このことにより常に最新のデータを確認できるが、自動で通信が行われた場合にもパケット通信料が発生する。同社は、「現在は告知を行っているが、過去一部のiPhoneユーザーに対して告知をしていなかった」とし、今回お詫びをした。

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