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家畜の区域外移動に政府も最大限支援 官房長官
記事提供元:エコノミックニュース
枝野幸男官房長官は東京電力福島第一原発事故に伴う計画的避難区域や緊急時避難準備区域から家畜を区域外に移動させたり、出荷する場合に「(政府として)最大限支援していきたい」と22日、語った。
具体的な対応では(1)1頭ずつ放射線検査し、一定の基準を超える場合には除染する(2)1頭ごとにチェックリストを作成する(3)畜舎内で養育されていたこと(4)適切に管理された水と飼料を与えられていたことなどを(5)福島県家畜保健衛生所が確認する(6)移送にあたってのトラックのタイヤも除染する(7)食肉についても県として所要のモニタリングをすることなど、こうしたことに対し、政府として最大限の支援をしていきたい、とした。
今回、計画的避難区域に指定された飯舘村では畜産農家が240戸あり、2861頭が飼われている。畜産農家にとっては家族同然の牛たちだけに、飯舘村に開設される現地政府対策室に対しては家畜農家の避難計画と並行して家畜の避難計画が適切、迅速に立案されていくことが期待される。(編集担当:福角忠夫)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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