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ビルワーク、エコ配の協力のもと被災者を就労支援
プロパティマネジメントとビルマネジメント事業を展開するビルワークは、 東名阪地域を中心として、地球温暖化ガス排出量が少なく、環境負荷が低い格安宅配便サービスを提供するエコ配の協力のもと、東日本大震災の被災者の生活再建を支援すべく、就労支援を開始したという。
同社も今回の大震災により、従業員やその家族への被害ももちろんのこと、ユーザーより受託する管理不動産や事業に多大なる被害を受けている。被災企業として事業の再建と安定的な運営を模索している最中だが、これまで事業を営んできた東北地方においては、家や職場を失った被災者の中長期の生活の安定が急務であると考察。被災地の将来の復興のためには、まず被災者、とりわけ、地域社会の将来を担うべき高校、専門学校、大学の新卒者や職場を失った若い社会人の中長期的な生活の安定を支援するべきであると考え、 その方法を検討。東名阪地域を中心に事業展開するエコ配から協力の申し出があり、協議の結果、合意に達したという。
応募対象は岩手県、宮城県、福島県の被災地。同社が面接を実施したうえで、50から100名程度を採用しエコ配に派遣するという。またエコ配の協力を得て被災者に対し、住居の手配も実施。加えて慣れない地域での就労や不安から来るストレスをケアすることを目的として、同社より1名東京地域に常駐させ、派遣された人の相談窓口を設けるとともに、仙台を中心とした被災地での家族のケア等、就労者およびその家族の問題点にビルワークとして対応していく。
今後はエコ配の顧客の支援のもと、さらなる就労機会の増大を計画。 また、多様なスキームにて、柔軟性のある就労体系でさまざまな被災者にも対応すべく、検討を進めていくという。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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