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エントリー向けデジタル一眼でイニシアチブを握るのは?
ニコンの子会社であるニコンイメージングジャパンは5日、デジタル一眼レフカメラの新製品「D5100」を発売すると発表した。
「D5100」は、2009年5月に発売され、ニコンデジタル一眼レフカメラで初めてバリアングル液晶モニターを搭載した「D5000」の後継機であり、今回はバリアングル液晶モニターを「D5000」の2.7型から3型へと大型化し、自在なアングルからの撮影や三脚を使った撮影を考慮して横開き方式を採用。さらに、フルHD動画を撮影する機能「Dムービー」や、静止画、動画にかかわらず、カメラ本体で演出効果を選択、設定できる「スペシャルエフェクトモード」、高精細な描写力と豊かな階調表現が可能なCMOSセンサー、画像処理エンジン「EXPEED 2」などを搭載。エントリーユーザーをはじめとした幅広いユーザーのニーズに対応することを目的として開発されたモデルだ。尚、発売は4月21日となっている。
3月3日には、キヤノンもエントリー向けデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X5」を発売している。同製品は、人の顔や被写体の色、明るさなどの撮影シーンの状態を解析した結果を元に、露出やピントなどに、ピクチャースタイル(色合い)などの5つのオート機能が連動する全自動撮影機能「シーンインテリジェントオート」を搭載。フルHD動画の楽しさが拡大する「ビデオスナップ」「動画デジタルズーム」をEOSシリーズで初搭載している。さらにハイアングルやローアングルでも、モニターを見ながらアクティブに撮影が楽しめる「バリアングル・クリアビュー液晶モニター」をEOS Kissシリーズで初めて採用しているのも大きな特徴だ。
キヤノンの調査によると、2010年のデジタル一眼レフカメラの出荷台数(全世界)は、対前年比約27%増の約1,300万台に達しており、2011年には対前年比で約15%増の約1,500万台の出荷が予想されているという。拡大するデジタル一眼レフ市場で主導権を握るのはどちらか、注目が集まる。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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