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3月のツイッター:「被災地」「停電」「津波」など震災関連の単語が上位
NECビッグローブが公開したツイート件数の推移を示すグラフ[写真拡大]
NECビッグローブは6日、3月のツイッター利用動向についての調査結果を発表した。震災関連のつぶやきが増加する一方で、震災以外のツイートが減少する傾向が見られたほか、つぶやかれたキーワードのランキングでは「被災地」「停電」「津波」など震災関連の単語が上位を占めた。
調査は同社の「ツイッターデータ分析サービス」を活用したもの。3月の日本の総ツイート数は3億8千744万件で、2月の3億8千533万件と比べ、微増だった。震災関連のつぶやきが増加したが、震災の情報伝達を優先しようという配慮や、自粛気運から、震災以外のツイートが減少したという。
つぶやかれたワードランキングでは、震災以前から上位に入っていた「地震」が1位となったほか、2位は「被災地」、3位は「停電」になるなど、上位50件中、49件が震災関連のキーワードだった。震災関連以外で50以内にランクインした(43位)のは「CM」。震災後に一般企業からのCMが控えられ、公共広告機構(AC)のCMが大量に流れたことからACによるコマーシャルの一つ「あいさつの魔法」(ポポポポーン)などが注目されたという。
4位以下のワードは、4位から順に「電車」「計画停電」「節電」「津波」「原発」「避難」「被災者」だった。なお、このランキングはツイートに含まれるワードとハッシュタグの出現頻度の急上昇度合いをもとに作成されている。
また、通常はアニメやテレビ・ラジオ番組関連で使われることの多いハッシュタグも、3月は「#jishin」が1位となった。
日別のワードランキングでは、3月11日から19日の8日間は、トップ10を震災関連のワードが占めていたが、19日~21日の3連休には、テレビで劇場版が放送された「ONE PIECE」や、ドキュメンタリーが放送された「ジブリ」など、震災以外のワードもランクインした。
3月11日以降、震災関連以外のワードでトップとなったのは、3月29日の「カズ/サッカー/カズダンス」。同日の「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」でゴールを決めた三浦知良選手の健闘をたたえるツイートや、勇気をもらったといったツイートが多く見られたという。
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