日本車輌製造がカナダで比較的大きな案件を受注し400円台回復の期待

2011年4月1日 20:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■お披露目は米州スポーツ大会に

  日本車輌製造 <7102> は4月1日の夕方、カナダのオンタリオ州鉄道公社向けにディーゼルカー12両を受注し、追加オプションを合わせた場合の契約金額は約7500万ドル(約61億円)になると発表した。

  同社は2011年3月期の予想売上高を950億円(前期比3.6%減)、純利益は34.0億円(同10.2%減)としており、比較的大きな案件になるとの見方が出ている。

  受注した車両は、トロント国際空港駅から、トロントの中心地ユニオン駅を結ぶ路線を走る予定で、納入開始は2014年上半期の予定。当地で2015年に行われる南北アメリカ大陸スポーツ大会「Pan American Games」開催までに営業開始の予定という。

  車両は、2011年1月に受注した米カリフォルニア州のソノマ・マリン地区鉄道公社向けの車両と外観にはそれほど大きな違いはないが、比較的温暖なカリフォルニア州と比べ、トロントは冬季にはマイナス20度以下にもなるほどの寒冷地であるため、各種ヒーターの強化、スリップ防止策など、寒冷地対応の仕様となっているという。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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