放射性物質ではないかと大騒ぎ、実は花粉

2011年3月25日 12:00

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記事提供元:スラド

  headless 曰く、

 3 月 24 日朝、関東地方の広い範囲で建物の屋上などに黄色い粉が付着しているのが発見され、放射性物質ではないかとの問い合わせが気象庁や各地の保健所などに相次いだ (asahi.com の記事YOMIURI ONLINE の記事より) 。

 環境省や各地の自治体が黄色い粉を採取して確認したところ、正体はスギ花粉だったとのこと。23 日はスギ花粉の飛散量が多く、夜から未明にかけて降った雨により付着したものとみられる。場所によっては黄砂が降った可能性もある。文部科学省によれば放射性物質が黄色い粉になって落ちてくることはないとのことだが、東京では消防庁の化学車両が出動するなど大騒ぎになったところもあるようだ。

 スギ花粉は毎年この時期になれば飛散するものだが、このような騒ぎになるのも人々の不安の表れだろう。/.J 読者が間違うことはないと思うが、冷静に対応するよう周囲にも呼びかけたいところだ。

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