「世界一」の防波堤、津波で破壊されていた

2011年3月22日 13:30

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記事提供元:スラド

  hylom 曰く、

 東北地方太平洋沖地震で発生した津波は、岩手県釜石湾にある「世界最深」の防波堤をも破壊していたことが判明した (YOMIURI ONLINE の記事より) 。

 釜石湾の入り口には、全長約 2 km、海上からの高さは約 8 m、厚さは約 20 m で「世界最深」のギネス記録を持つ防波堤が設置されていた。この防波堤は 1896 年の明治三陸地震 (マグニチュードは8.5) の揺れや津波に耐えられるよう設計されていたそうだが、それでも今回の地震及び津波には耐えられなかったとのこと。また、防波堤内側にある高さ 10 m の「防潮堤」もその多くがなぎ倒されてしまったそうだ。今回の地震の規模の大きさがうかがい知れる。

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