【復興支援】イオンは防災協力協定に基づき各自治体からの要請に応える

2011年3月21日 20:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  イオン <8267> は、防災協力協定に基づき、各自治体からの要請に最大限応えるよう物資の手配をすすめている。ペットボトルの水やおにぎり等の食料品、毛布、ティッシュペーパー、カイロなどを順次、各自治体の対策本部へ配送。東北エリア以外のスタッフ約350名程度を早期復旧と販売応援の目的で派遣している。派遣エリアは、宮城県を中心に配置している。

  同社は、各地域で、万一災害が発生した場合、物資の供給や避難場所の提供など、グループで600を超える自治体とグループの約1,100の店舗・事業所が防災協力協定を締結している。また、防災協定だけでなく地域への貢献をさらに推し進めるため、イオングループとして包括提携協定を進めており、全国12府県と締結している。

  イオンリテール(株)東北カンパニー、イオンスーパーセンター(株)、(株)サンデーは、宮城県と「災害時における支援協力に関する協定」を締結している。また、宮城県(知事:村井嘉浩)とイオン株式会社は災害時の支援協力に加え、幅広い分野で協力すべく「地域活性化包括連携協定」を締結している。今回の震災を受け、仙台市、多賀城市、塩釜市、気仙沼市、名取市から飲料水やカップ麺、毛布、衛生用品等の物資要請があり、準備が整ったものから、順次各自治体の対策本部へ届けている。

・仙台市:水1万本(500m.)、カップメン8万個、紙おむつ5千個、ティッシュ1万箱等 ・名取市:水4千本(500m.)、カップメン8千個、毛布1千枚 ・多賀城市:水2万4千本(500m.)、毛布1万枚、紙おむつ1千枚、ティッシュ1万箱、缶詰1万2千個、カセットコンロ2百台、カセットボンベ1千2百本、歯ブラシ2万本等 ・気仙沼市:水1万8千本(500m.)、毛布6千枚、軍手1千5百双、マスク1万枚等 ・塩釜市:水3千本

  また、イオン株式会社が締結している地域活性化包括連携協定に基づく岩手県から要請の調達が完了。この物資は、達増岩手県知事からの要請に応え、岩手産業文化センターアピオに向けて、婦人用、紳士用の防寒アウターなど約71,000点、婦人用、紳士用のスニーカー、長靴、手袋など約18,000点、婦人用、紳士用、子供用の肌着、パジャマなど約94,000点などを配送した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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