痩身効果強調する表示目立つ 消費者庁改善指示

2011年3月4日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 消費者庁はインターネット上の監視業務を3ケ月間行った結果、ネット上で販売されている健康食品や野菜加工品、菓子類などに痩身効果や美肌効果を強調する表示が85事業者、128商品でみつかったとして、事業者に表示の適正化を求めるとともに、ショッピングモール運営者にも協力を3日までに要請した。

 昨年9月から11月までの間で監視したもので、引き続き、監視していきたいとしている。

 監視では「最高」「絶対」「究極」などの強調表現や「特許取得」など、行政機関が認めたような表現をキーワードに検索し、チェックしたとしている。

 その結果、野菜加工品、菓子類、豆類やコーヒー、茶の調整品、飲料(濃縮タイプ、粉末)、いわゆる健康食品、栄養機能食品で痩身効果を強調する表示がみつかった。痩せたいという心理に訴えた販促が強調表示に走っているものとみられる。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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