中央教育審議会、大学院博士課程の改革を提言。「徒弟制度」や、修士論文の廃止などを求める

2011年2月1日 18:06

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記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 文部科学省の中央教育審議会が、大学院博士課程の制度転換を提言しているそうだ。現在では博士課程の院生は研究室に属して1人の指導教官から指導を受けるが、これを「複数の研究室で指導を受けながら学位を取得する」という方針に転換するように求めているという。また、修士課程に相当する博士課程前期については修士論文を原則的に廃止、代わりに幅広い分野についてテストやリポート審査を行う「クォリファイング・イグザム」の導入を求めたそうだ。

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