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おいしい蟹から連想して、水産・海運株=田北知見の銘柄ウオッチ
先日、懐石を食べに行った。コースの途中、「たらば蟹の炭火焼き」まで来たところで、係の人から「調理長が焼きます」と言われ、「え?」と思っていたら、本当に調理長さんが席まで来て、私の目の前で焼いてくださったので、ちょっと驚いた。[写真拡大]
(株式ジャーナリスト:田北知見の銘柄ウオッチ)
先日、懐石を食べに行った。コースの途中、「たらば蟹の炭火焼き」まで来たところで、係の人から「調理長が焼きます」と言われ、「え?」と思っていたら、本当に調理長さんが席まで来て、私の目の前で焼いてくださったので、ちょっと驚いた。私は庶民なので、そういうサービスを受ける機会はあまり無いからだ(笑)。
調理長さんは蟹を焼きながら、炭火で焼くほうが素材の味を引き立てるので良いとか、少しレア気味に焼き上げるとちょうど良いといったことなどを、淡々と説明してくださった。蟹自体はもちろんおいしかったのだが、そうやって出してもらったので、尚更おいしく感じたのだった。
おいしい蟹から連想して、水産セクターと海運セクターで銘柄を探してみた。
★日本水産 <1332> (東1)
水産業・水産食品・冷凍食品などを手がける日本水産 <1332> (東1)を入れる。28日終値は3円安の267円。単位100株。PERは約26.4倍、PBRは約1.4倍となっている。チャートは昨年11月8日につけた年初来安値240円を底に、リバウンドトレンドとなっている。ここ2日は急伸しているため、260円ラインの押し目を待って拾い、次のフシ280円ライン奪回を目指すのが無難か。メリルリンチ日本証券は26日付けのレーティングで、投資評価「買い」、目標株価340円とした。
★日本郵船 <9101> (東1)
売上高国内首位の海運大手、日本郵船 <9101> (東1)を入れる。28日終値は7円安の360円。単位1000株。PERは約7.9倍、PBRは約0.9倍となっている。チャートはこの3~4ヵ月ほど、凸凹しながらも320円ラインから380円ラインへと上昇トレンドで来ていた。しかしこの1ヵ月ほどは調整局面。350円フシにあたりそうで、地合いにもよるが、そろそろ反発のタイミングと見たい。まずは直近高値380円ラインまでの戻りを目指す。ドイツ証券は26日付けのレーティングで、投資判断「買い」、目標株価460円とした。(執筆者:田北知見 株式ジャーナリスト・日本インタビュ新聞社IR記者)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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