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売りは早かれ、買いは遅かれ=犬丸正寛の相場格言
株価が天井をつける時は、出来高が増えて多くの人が買うため、あっと言う間に高値をつけてしまいます。上がってきた株は、欲張らず、早めの売りを心がけましょうと教えています。[写真拡大]
■売りは早かれ、買いは遅かれ
人は、物を買うことに本能的に好きなところがあります。新しい物が売り出されたら、すぐに買わないと気のすまない人もいらっしゃいます。
また、安売りとなれば、一斉にとびつくのは女性の特性です。男性の場合、バーゲンには、それほど興味は示しません。しかし、株になると、高値から下がってくると、俄然、興味を示すのが男性投資家です。「今まで、あの値段だったのが3割も下げたのだから買い」という判断です。
この点、バーゲンセールには関心を示す女性も株となると別です。女性投資家は、株価が下げてくると、逆に疑い深くなるものです。ここが男性と大きく違うところです。
横道にそれましたが、株を買うときは、女性ほど慎重になる必要はありませんが、値段に惚れて、すぐに買うのは慎みましょうという教えです。
また、株価が天井をつける時は、出来高が増えて多くの人が買うため、あっと言う間に高値をつけてしまいます。上がってきた株は、欲張らず、早めの売りを心がけましょうと教えています。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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