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【銘柄診断】TACは高利回りがサポート、2月1日の第3四半期決算に注目
■利回り買いを支えに堅調な動きを継続
TAC <4319> は昨年12月17日の昨年来安値332円をボトムに訂正高の動きを鮮明にしてきた。2011年3月期は営業利益15億200万円(前期6億2300万円)と通期としては増益の見通しだが、中間決算の営業利益10億6000万円(前年同期8億7100万円)という好調に支えられたもの。
後半の営業利益は4億4200万円と大きく落ち込む見通しで、来期業績に対する懸念が株価の大きな下げにつながった。落ち込みがきつくなっている公認会計士試験などについて、合格発表後の講座申し込みがどうなるかなどが今後の株価を見る上でのポイントになる。ただ、株価的には減額修正懸念をも織り込んだ形にある。
2月1日に予定されている今期第3四半期の決算発表で業績が落ち込まなければサプライズになるし、市場の予想通り低調でもそれはそれで悪材料出尽くし感を呼び込む公算も大きい。配当利回りが5.8%と高い水準にあり、利回り買いを支えに株価は堅調な動きを継続の可能性が強そうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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