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【銘柄診断】フライングガーデンは期後半の既存店の月次売上げが回復に転じる
フライングガーデン<3317>(JQS)に見直し人気が回ってきた。同社は郊外型ファミリーレストランを展開している。[写真拡大]
フライングガーデン <3317> に見直し人気が回ってきた。同社は郊外型ファミリーレストランを展開している。
外食企業間の競争激化を受け2011年3月期9月中間決算では営業利益が当初の1億1300万円を下回る2800万円(前年同期1億円)に落ち込んだ。それを受け3月期通期についても営業利益は1億7900万円から1億2000万円(前期1億2600万円)に引き下げられた。
値引きが当初の想定より増加したため客単価が低下、中間決算の既存店売上高は前年比96.1%と低調だった。そうした事態を踏まえ会社側では後半についてフェアメニュー投入や携帯クーポン等による販売促進等による売上確保を目指している。
既存店の後半の月次売上げは10月が前年同月比4.2%増とプラス転換、11月0.9%減、12月0.8%減と持ち直しの気配を強めつつある。今期の減額修正を織り込んだこと、後半について明るい兆しが出てきたことなどから株価も復調に転じてきた格好。配当利回りが6.4%ときわめて高い水準にあり、今後は配当取り狙いの買いが流入する可能性が強く、株価も下値は固い動きになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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