【銘柄診断】サンコーテクノは中期ビジョン達成へ前進、新製品の戦力化に期待

2011年1月16日 13:14

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

サンコーテクノ<3435>(JQS)は現在中期経営計画を推進中だが、その目標の一つが売上げの年間5%増加。2011年3月期の売上げは143億円(前期131億円)と前期比5.1%増が見込まれており、中期経営計画は順調に進捗している。

サンコーテクノ<3435>(JQS)は現在中期経営計画を推進中だが、その目標の一つが売上げの年間5%増加。2011年3月期の売上げは143億円(前期131億円)と前期比5.1%増が見込まれており、中期経営計画は順調に進捗している。[写真拡大]

  サンコーテクノ <3435> は現在中期経営計画を推進中だが、その目標の一つが売上げの年間5%増加。2011年3月期の売上げは143億円(前期131億円)と前期比5.1%増が見込まれており、中期経営計画は順調に進捗している。製品別にみると耐震補強の高まりを背景に接着系アンカーや、これに係る工事関係が好調に推移。

  また、新製品である太陽光発電システム施工用アンカー「あと基礎アンカー」や業務用アルコール測定器などの各種測定器も着実に実績をあげている。これら新製品については、今後も製品バリエーションの拡充や用途拡大を図り、さらなる受注確保を目指す方針で、2015年3月期に売上げ200億円企業への成長を目指している。

  今3月期中間決算では営業利益が当初の1100万円の損失に対し1億7000万円(前年同期は1億8600万円の損失)の黒字計上とすこぶる好調だったにも関わらず通期の営業利益3億300万円(前期1億7500万円)の予想は据え置かれており、今後増額修正が具体化の可能性も強そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄診断】東建コーポは好業績見直し機運強い、需給妙味も上乗せ(2011/01/16)
【相場展望】日米主要企業の10年10~12月期決算が注目点(2011/01/15)
相場は相場に聞け(心静かに周囲に耳を傾けよう)=犬丸正寛の相場格言(2011/01/11)
損して休めるは、相場上達の一歩=犬丸正寛の相場格言(2011/01/07)
リスク取らざるは株にあらず=犬丸正寛の相場格言(2011/01/06)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事