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【銘柄診断】積水ハウスは海外展開が収益向上のエンジンに、今来期と連続増益
積水ハウス<1928>(東1)が順調な出直り波動を歩んでいる。過去最大規模の住宅ローン減税、環境配慮型住宅の普及促進を目的とした補助金制度の継続、あるいは住宅エコポイント制度の実施や住宅取得時における生前贈与の非課税限度枠の拡大などを背景に新設住宅着工戸数が持ち直しつつある。[写真拡大]
積水ハウス <1928> が順調な出直り波動を歩んでいる。過去最大規模の住宅ローン減税、環境配慮型住宅の普及促進を目的とした補助金制度の継続、あるいは住宅エコポイント制度の実施や住宅取得時における生前贈与の非課税限度枠の拡大などを背景に新設住宅着工戸数が持ち直しつつある。
このため2011年1月期第3四半期の業績は営業利益292億円(前年同期は91億円の赤字)とすこぶる好調な決算となった。
同社は国内住宅市場の成熟化をにらみ、現在推進中の中期経営計画(最終年度2013年1月期)において海外事業の積極展開を打ち出しており、その事業戦略が具体化している。これまで進出した中国、米国事業が順調に進捗しているうえ、ここへきてはオーストラリアでの展開を積極化している。
こうした海外展開の進展が同社に新たな利益成長のエンジンになりそう。アナリスト筋は今期に続いて2012年1月期も増益を確保できるものと見ている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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