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【銘柄診断】ラアトレはリニューアルマンション注力、政策支援受け環境良好
■見直し買いを待つ妙味銘柄
ラ・アトレ <8885> は安値圏での展開が続いている。2011年3月期の営業利益が当初の2億400万円から1億4300万円(前期2億1700万円)へ減額修正され、それはいったん織り込みを終えたが、その後も手掛かり難の状況が続き再び見送り気分の強い商状となっている。
2009年3月期に8億円近い営業損失となったことを受け、2009年4月1日スタートで2012年3月期を最終年度とする「ラ・アトレ リバイバル期間」と題する事業再構築を進めている。リニューアルマンション、新築マンション買取再販事業、不動産管理事業を3本柱に進めている。その中で当面はリニューアルマンションに傾斜しているが、同業他社の参入も活発化し競争が激化していることが今期の業績下振れの要因。
ただ、中古住宅市場は政府の「新成長戦略」でもその拡大が図られる方針にあり、中期的には成長を見込める分野である。2012年3月期は増益転換の可能性が強まっており、株価も見直しへのスタートを模索する位置取りにある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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