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ネアンデルタール人は野菜を調理して食べていた
記事提供元:スラド
m.sakkanen 曰く、
米スミソニアン自然史博物館の人類学部が発表した研究論文によると、ネアンデルタール人は肉類とともに穀物や野菜を火であぶって食べていたことを示す形跡が発見されたとのことだ(時事通信の記事)。
欧州北部やイラクで発見されたネアンデルタール人の化石の歯や沈着した歯垢から、野草などさまざまな植物の種や根の残りかすが発見され、さらに、その多くには火を使って料理した物に特有な物理的変化が認められたそうだ。このことから、ネアンデルタール人が火を使って料理していたことがうかがえ、肉類の偏食が一因となって絶滅したとの学説が否定されるという。
当時のヒトとさほど変わらない生活をしていたということになると、彼ら自身は区別がついたのかどうか気になるところだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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