新成人:過去最低の124万人、初めて総人口の1%割る

2010年12月31日 21:23

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総務省が公開したグラフ「新成人人口及び総人口に占める割合の推移」(各年1月1日現在)

総務省が公開したグラフ「新成人人口及び総人口に占める割合の推移」(各年1月1日現在) [写真拡大]

 総務省が31日発表した2011年1月1日現在の人口推計によると、今年成人になった新成人は124万人だった。前年からは3万人の減少で、総人口に占める割合は0.97%と1968年の推計開始以来、初めて1%を切った。

 男女別では男性は63万人、女性は61万人。4年連続で過去最低を更新しており、新成人が最も多かった70年(246万人)のほぼ半数となった。

 また、今年の干支「卯年」生まれは1,008万人で、総人口に占める割合は7.9%となっている。出生年別では、第1次ベビーブーム(昭和22年~24年)後の昭和26年生まれが186万人で最も多く、第2次ベビーブーム(昭和46年~49年)直後の昭和50年生まれが183万人と、2番目に多い。

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