【銘柄フラッシュ】高岳製が大商い、乗り換え物色が活発でサニックス急伸

2010年12月30日 18:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  大納会の後場は、年末年始の円高進行を懸念するムードもあり、材料株・割安株の個別乗り換え物色が活発。保土谷化学工業 <4112> は後場に約10%高と急伸したものの大引けは2%高となるなど、資金の逃げ足の速さも目立った。

  高岳製作所 <6621> は米国での電気自動車充電システムを材料に2日続けて大商いとなり東証1部の売買代金5位で1%高。日立製作所 <6501> はタイ国での鉄道事業が伝えられて年初来の高値を連日更新し同3位。

  東証1部の値上がり率1位のNISグループ <8571> は1円高で11%高、2位はサニックス <4651> で低位割安株とされて前場のベスト10ランク外から急伸し10.8%高、3位のAOCホールディングス <5017> はサウジの天然ガス輸出価格値上げが言われたが動意づいたのは大引け間際で信用売りの手仕舞い買いと10.1%高、東洋電機製造 <6505> は前引けの1位から後退し5位で6.1%高。

  日立メディコ <6910> も超音波診断装置の朝の材料で後場から動きだし低PBRと5.9%高、文化シヤッター <5930> も低PBRがいわれて4.4%高、東宝不動産 <8833> は27日の瞬間安で売り物が噴出し荷もたれ軽減と3.5%高。

  アスクル <2678> は昨日の月次動向が好調で3.1%高、プロミス <8574> は筆頭株主銀行の出資拡大意向で3.1%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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