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【話題株】カプコンは業績減額織り込み年末年始商戦期待を高め続伸
カプコン<9697>(東1)は27日、13円高の1327円と続伸した。同社株は、10月に今3月期業績を下方修正、増益転換率を縮小したことから年初来安値1145円まで売られたが、織り込み済みとして年末年始商戦期待を高め、12月1日発売のプレイステーション・ポータブル向けに発売したゲームソフト「モンスターハンターポータブル3rd」が、同社最速で300万本の販売を達成したことなどを手掛かりに、割安修正買いが増勢となっている。[写真拡大]
■同社最速で300万本の販売を達成
カプコン <9697> は27日、13円高の1327円と続伸した。同社株は、10月に今3月期業績を下方修正、増益転換率を縮小したことから年初来安値1145円まで売られたが、織り込み済みとして年末年始商戦期待を高め、12月1日発売のプレイステーション・ポータブル向けに発売したゲームソフト「モンスターハンターポータブル3rd」が、同社最速で300万本の販売を達成したことなどを手掛かりに、割安修正買いが増勢となっている。(写真=PSP「モンスターハンターポータブル 3rd」公式サイト)
「モンスター3rd」は、シリーズで約2年8カ月ぶりの新作で、発売初日から家電量販店で長蛇の列ができる人気となり、12月17日まで同社最速の300万本を達成し、シリーズ累計販売本数は1600万本となった。
一方、同社の今期業績は、海外市場の看板ソフト「ロスト プラネット2」が販売計画未達となり、円高で外貨建資産負債に為替差損が発生したことなどを要因に下方修正された。
純利益は、期初予想の80億円から65億円(前期比2.9倍)へ引き下げられ増益転換率を縮小する。
株価は、年初来安値から200円幅の底上げとなっているが、PERは12倍台となお割り負けている。シーズンストック人気も加わり、リバウンド幅の拡大が見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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