【銘柄フラッシュ】悪い円安でキヤノン重い半面、カジノでオーイズミ連日高

　　前場は、韓国の射撃訓練の本日実施が伝えられ、地政学リスクから１ドル８４円台の円安。ホンダ <7267> やヒロセ電機 <6806> などは堅調だったが、「悪い円安」とあってキヤノン <7751> が軟調、トヨタ自動車 <7203> は来年の販売計画１０％減と伝えられたこともあり小安い。

　　東証１部の値上がり率１位はマンション分譲のフージャースコーポレーション <8907> で、来期の事業用地の手当てをほぼ完了と大幅増益の来期計画を前週末に発表したことを好感しストップ高の１８．９％高。２位のポケットカード <8519> は低ＰＢＲに着目し値幅狙いの資金が陽動作戦とかで１８．５％高、４位のオーイズミ <6428> は「カジノ法案」を材料に連日高騰の１２．５％高。日本金銭機械 <6418> も連日高で５．４％高。

　　エイチ・アイ・エス <9603> は野村證券の積極評価がいわれ５．９％高、豊和工業 <6203> は新防衛大綱による銃などの需要増の期待で５．０％高、フジシールインターナショナル <7864> は猛暑効果と浮動株比率の低さがいわれて４．６％高となった。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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