日本IBMを含む3社、三次元地理空間情報分野で協業

2010年12月17日 11:00

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 日本IBMとパスコ、三菱電機は、交通や環境、防災対策、インフラ保全といったより良い都市づくりの基盤となる地理空間情報を整備・高度化し、それを活用した多岐に亘るソリューションを可能とするシステムを、東南アジアを中心とした世界各国のユーザーにインフラパッケージとして提供、協業を進めていくことで合意している。

 日本IBMは、IBMが世界で展開している様々なプロジェクトで得た知見やノウハウを同協業に活用。三菱電機は、移動体GPS測量において絶対位置精度10cm以下を実現するための「電子基準点網」と「FKP方式による測位補強システム」及び、これらにもとづいて高精度な3次元地理空間情報を効率的に取得するモービルマッピングシステム(MMS)を提供している。

 今後も3社は、この地理空間情報収集上の課題を解決するソリューションと、収集した地理空間情報の活用およびサービスを国や自治体、企業や生活者の視点で想定し、これを実現するソリューションを三次元地理空間情報インフラパッケージとして提供する予定だ。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事