中高生向けのゲーム制作雑誌「がまぐ!」創刊。投稿も募集中

2010年12月15日 18:12

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記事提供元:スラド

  fslasht 曰く

 中高生向けのゲーム制作雑誌「がまぐ!」が創刊されました。

 CCライセンスでPDF配布の電子書籍(創刊号は200ページ)。ゲーム製作全般の基礎から解説。ゲームキャラの動かし方といったアルゴリズム的な内容から、絵の描き方、仲間を募ってのチーム開発、配布方法、著作権の考え方にまで、ゲーム制作について網羅的な内容になっています。

 開発環境はJava、C#、XNA、Andoird、DoJa、HSP、Flash等をカバーしているのがいまどきです。投稿作品も掲載されており、21世紀版ベーマガみたいなテイストも。投稿作品募集中。

 これからは「がまぐ!」で育ったという若いプログラマーもでてくるかもしれませんね。

 「がまぐ!」編集部のFlorian 曰く、

 「がまぐ!」は現役大学生の「ゲーム製作に対する雑誌ってないよね」というTwitter上のつぶやきから、業界の有志が緩やかに集まって作られたものです。主に中高生の、プログラムなどにあまり興味のないゲーマーに向けて、初歩から広い範囲の知識とゲーム製作の経験を提供する意図で作られています。

 お近くにゲームの好きな中高生がいましたら、印刷してこっそり机の上に置いておくなどして布教に努めてもらえるととても嬉しいです。

 なぜわざわざ/.-jの方がたにこんな話をしているのかというと、「第2号の読者投稿ゲーム」を是非協力して頂きたいからです。第1号でも知り合いをたくさん当たって様々な環境でのゲームを作ってもらいましたが、若い世代に「マイナー環境」の英才教育を施すチャンスです!

 Lisp、Smalltalk、Haskellなどの言語環境、GTK+、Qt、wxWidgetなどのライブラリから、BTRON、Haiku、Plan9などのOSまで、「無料で手に入る」というレギュレーションさえ満たして頂ければどんなものでもかまいません。ぜひ「これはねーだろう」というあらぬ投稿をお待ちいたしております(投稿のお誘い。第1号に対するものなので締め切り等が古いですが、それ以外は踏襲されると思います)。

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