食と農林漁業再生推進実現会議設置 議長に総理

2010年12月1日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 仙谷由人官房長官は、30日、菅直人総理を本部長とする食と農林漁業の再生推進本部の初会合を同日開き、「食と農林漁業の再生推進実現会議」の設置を決めたと発表した。

 食と農林漁業の再生推進実現会議は「高いレベルの経済連携の推進と食料自給率の向上、国内農業・農村の振興を両立させ、持続可能な力強い農業を育てるための対策を講じるために設置された」。

 会議は総理を議長とし、国家戦略担当大臣と農林水産大臣が副議長に就任。内閣官房長官、総務大臣、外務大臣、財務大臣、経済産業大臣と副大臣、民間有識者で構成される。会議は対策の検討や提言を行う。

 仙谷官房長官は、この日、歌手の加藤登紀子・国際連合環境計画親善大使ら民間からの有識者を紹介した。加藤氏以外のメンバーは次のみなさん。大泉一貫・宮城大学副学長、川勝平太・静岡県知事、小林栄三・伊藤忠商事株式会社代表取締役会長、相良律子・栃木県女性農業士会会長、生源寺眞一・東京大学大学院農学生命科学研究科教授、深川由紀子・早稲田大学政治経済学術院教授、佛田利弘・株式会社ぶった農産代表取締社長、三村明夫・新日本製鐵株式会社代表取締役会長、村田紀敏・セブン&アイ・ホールディングス代表取締役社長、茂木守・全国農業協同組合中央会会長。

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