不測の事態に備え 全閣僚に1日まで在京を指示

2010年11月29日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 仙谷由人官房長官は、26日開かれた閣議後の閣僚懇談会で、朝鮮半島の緊迫に対し、菅直人総理から全閣僚に対し、あす27日から米韓合同演習が終わる12月1日まで、閣僚は原則として在京するように、など3点について留意するよう指示があった、と話した。

 仙谷官房長官は北朝鮮による韓国砲撃事件で朝鮮半島が緊迫するなか、28日からは黄海で米韓合同演習も予定されていることから、菅総理から、不測の事態に備え、留意すべき3点が示されたとした。

 その内容は、明日(27日)から米韓合同演習が終わる12月1日まで、閣僚は原則在京すること。万一、不測の事態が発生し、官房長官より指示があった場合には全閣僚が1時間以内に所属省庁に参集すること。大臣が止む得ず在京できない場合には副大臣、ないし大臣政務官が必ず在京することだとした。
(編集担当:福角忠夫)

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