古川聡宇宙飛行士のISS長期滞在時の実験アイデアを募集

2010年11月11日 15:00

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記事提供元:sorae.jp

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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は現在、古川聡宇宙飛行士の長期滞在に向けて、「宇宙ふしぎ実験」と「宇宙医学にチャレンジ!」のアイデアを募集している。

 古川宇宙飛行士はソユーズ宇宙船に搭乗し、2011年5月末頃から約6ヶ月間にわたって、国際宇宙ステーション(ISS)で長期滞在を行う予定。微小重力、放射線など、地上と違った環境で、古川宇宙飛行士に試して欲しい実験のアイデアを募集しているという。

 応募は「宇宙ふしぎ実験」と「宇宙医学にチャレンジ!」の2種類で、「宇宙ふしぎ実験」が一般、「宇宙医学にチャレンジ!」が医学や人間科学を学ぶ学生、医療機関等の専門家などを対象としている。

 アイデアが選定された全員に認定書と記念品が贈られるほか、副賞として実験アイデア毎に1組(2名)、計10組程度を筑波宇宙センターの「きぼう」運用管制室に招待し、実際に行われている実験の様子を見学できる。

 応募期限は11月30日までとなっており、詳しくは下記のページを参照。

 古川聡宇宙飛行士は1964年横浜市で生まれ、東京大学医学部医学科などを経て、1992年に宇宙開発事業団(現:宇宙航空研究開発機構)に入社。2001年に宇宙飛行士として認定され、2004年にソユーズ有人宇宙船のフライトエンジニア資格を取得し、2006年にスペースシャトルのミッション・スペシャリスト(MS)資格を取得した。第28次/第29次長期滞在クルーとして、2011年5月末から約6ヶ月間、ISSに長期滞在する予定。

 ■古川宇宙飛行士の「宇宙ふしぎ実験」と「宇宙医学にチャレンジ!」のアイデアを募集します
http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/furukawa/news/fu_idea_application.html

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