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日本考古学協会の蔵書が英セインズベリー日本芸術研究所へ
記事提供元:スラド
sunnydaysundey 曰く、
MSN産経ニュースによると、考古学で国内最大の学会である日本考古学協会の蔵書約5万6千冊が、保管コストなどの理由で英国の研究所に寄贈されることになったそうだ。寄贈先を公募したものの国内の研究機関から応募が無く、唯一応募したのが英国のセインズベリー日本芸術研究所ということで今回の決定に至ったらしい。
弥生時代の生活ぶりの解明につながった登呂遺跡(静岡市)の報告書など、戦後60年以上にわたって蓄積された貴重な蔵書がそろい、会員からは「海外流出は文化資産の損失」と反発する声がある
ということだが、国内最大の学会ですら蔵書等の保管も厳しいのが日本の考古学の現状なのだろうか。
(追記20:17)読売新聞の記事によれば、16日の日本考古学協会臨時総会において、蔵書寄贈を取り消す議決がされたようだ。
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