SHINDO、ラグジュアリー市場で2年連続大幅増

2010年9月27日 18:01

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記事提供元:日本繊維新聞

 リボンやテープなど服飾資材の製造・販売を行うSHINDO(福井市、新道忠志社長)は欧州販売が好調だ。欧州子会社のSHINDOテキスタイルヨーロッパ(STE)社は現在の顧客4500社に加え、「新規顧客は2割増で推移しており、11年12月期の売上高も前期比2割増を見込んでいる」(山内隆盛STE社長)という。リボンやテープ、レースなど4万5000超のアイテムをほぼ全て自社生産し、世界中どこでも1週間以内に納入する小ロットQR体制が高い評価を得ている。


 STE社はドイツに約2000平方㍍の物流拠点を、パリ市内中心部にショールームを構えており、欧州ではシャネル、エルメス、ランバンなどラグジュアリーブランドを中心に顧客を拡大。 ショールームと1027品番4万5774点のアイテムを網羅した「SIC」カタログを起点としたダイレクト販売により、現在の顧客数4500社から、今期末にはさらに2割超、顧客数を拡大する見込み。


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