シエラ・ワイヤレスがMMPポートフォリオのライセンスを購入

プレスリリース発表元企業:Alliacense

配信日時: 2012-12-05 19:27:00

購入契約で、特許侵害にからんだITCによる調査と連邦地裁への提訴が決着

(米カリフォルニア州クーパティーノ)- (ビジネスワイヤ)-- アライアセンスは本日、シエラ・ワイヤレスがMMP™ポートフォリオのライセンスを購入したと発表しました。この契約により、シエラ・ワイヤレスを対象としたITCの調査と、地方裁判所で同社を相手に最近提訴されていた訴訟が決着します。シエラはモバイルコンピューティングおよび機器間(M2M)通信の製品・ソリューションを手掛ける業界有数の企業です。シエラの他にMMPライセンスを取得している企業は100社近くあり、ヒューレット・パッカード、ソニー、ノキア、ゼネラル・エレクトリック、エイスース、フィリップスなど、世界最大手のエレクトロニクス企業が含まれます。

この7月、MMPポートフォリオの所有者であるテクノロジー・プロパティーズ・リミテッド(TPL)とパトリオット・サイエンティフィック・コーポレーション(PTSC)は、積極的な執行訴訟活動の第一波を開始しました。両社は米国国際貿易委員会(ITC)に提訴したほか、MMPポートフォリオ特許を侵害すると考えられる13社を相手取り、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に同様の提訴を行いました。シエラ・ワイヤレスはこの13社の中で、MMPライセンスを取得する最初の企業となりました。

執行戦略は3本の柱から成り、(1)ライセンスを受けていない製品の輸入を禁止する排除命令を求めて米国国際貿易委員会に提訴し、(2)過去の未払いロイヤルティーとこれらロイヤルティーに対する未払い利息(いずれも意図的侵害により3倍にする)を含め、過去の侵害による損害賠償、さらに弁護士費用を求めて連邦地方裁判所に平行訴訟を提訴するとともに、(3)連邦地方裁判所とITCにおいて将来における米国での侵害製品の販売差し止め命令を追究する、というものです。

ITCにおけるその他の被告は、エイサー、アマゾン、バーンズ・アンド・ ノーブル、ガーミン、HTCコーポレーション、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、京セラ株式会社、LGエレクトロニクス、任天堂株式会社、ノバテル・ワイヤレス、サムスン電子、ZTEコーポレーションです。

アライアセンスについて

アライアセンスは、知的財産権(IP)ライセンシングプログラムの設計・実施におけるリーダー企業として認められており、比類のないIPプロジェクトサポートおよびリバースエンジニアリングサービスを提供しています。アライアセンスは、IPライセンシング戦略家、技術専門家、事業開発と経営で豊富な経験を持つエグゼクティブによって構成されており、管理するIPポートフォリオに対する認識を広め、その価値を高めることに傾注しています。詳細情報についてはwww.alliacense.comをご覧ください。

MMPポートフォリオについて

1989年にTPLグループから始まったMMPポートフォリオ特許には、米国・欧州・日本の特許が含まれ、パソコン、携帯電話、携帯音楽プレーヤーから通信インフラストラクチャー、医療機器、自動車に至るまで、消費者向けおよび商用のデジタルシステムに不可欠な技術として、性能向上とさらなる低コスト設計を可能にする技術を網羅しています。MMPポートフォリオは基盤技術として広く認識され、その応用範囲が圧倒的に広いため、依然として世界の一流企業がMMPポートフォリオのライセンスを取得する要因となっています。

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