ルノーがプライベートクラウドサービスでHPを選択

プレスリリース発表元企業:HP

配信日時: 2012-10-08 11:00:00

ルノーがプライベートクラウドサービスでHPを選択

(東京)- (ビジネスワイヤ) -- HPは本日、フランスの自動車メーカーのルノーが電気自動車向けの新たな革新的テレマティックス・サービスの開発基盤にHPユーティリティサービスのソリューションを選択したと発表しました。

日産と提携したルノーは現在世界第4位の規模の自動車グループであり、ゼロエミッション輸送をリードしています。ルノーと日産は協同で電気自動車、リチウムイオン電池、先進的なテレマティックス・サービスの開発に巨額の投資を行ってきました。

コネクテッドEV(電気自動車)のテレマティックスを利用すると、ドライバーは自動車のバッテリー、充電率、最寄りの充電ステーションの場所を確認できます。また、リアルタイムの交通情報や、クラウド方式の走行距離制保険などのアプリケーションも提供されます。

ルノーは、欧州のITインフラストラクチャーのホスティングと技術アプリケーションの管理用としてHPエンタープライズクラウドサービスのユーティリティサービスを選択しました。これによりルノーは計算能力の最適化を実現し、最低限のコストでビジネスニーズに応えられる柔軟性を獲得します。

事前設定と試験を済ませたHP Converged Infrastructure(コンバージド・インフラストラクチャ)は、フランスのグルノーブルにある非常にセキュアなHPティア3データセンターでホスティングされ、ルノーは、HPのサーバー、ストレージ、ネットワーキング、電力、冷却の最新技術を速やかに利用できます。

この効率的なソリューションは、ルノーのビジネスの新たな基幹アプリケーションを実用化するための時間、コスト、複雑さを、高度に自動化された処理によって低減します。組み込み技術の一新と柔軟なキャパシティー・プロビジョニングにより、ルノーのITインフラストラクチャーには将来の需要に対応できる十分な性能と柔軟性が備えられます。

従量課金制の支払いモデルにより、ルノーの設備投資は低減され、継続的なコストが予想可能になります。この柔軟なモデルでは、予測される成長を支えるために頻繁な調整を行うことが可能であり、サービスレベル契約やルノーが期待する高水準のセキュリティーに対応することができます。

HPフランスの社長兼マネジングディレクターのジェラルド・カーセンティは、次のように語っています。「HPの技術とクラウドコンピューティングのサービスを組み合わせることで、ルノーのようなお客さまが必要としている革新的な統合型エンドツーエンド・ソリューションを生み出し、より効果的に市場・コスト・環境面での目標を達成することが可能になります。」

HPについて

HPは、テクノロジーの新たな可能性を見出し、人々、企業、行政機関、および社会に多大なメリットをもたらします。 世界最大のテクノロジー企業であるHPは、プリンティング、パーソナルコンピューティング、ソフトウェア、サービス、ITインフラストラクチャにまで及ぶポートフォリオを統合し、お客様が抱える問題を解決します。 HPの詳細情報 (NYSE:HPQ) はhttp://www.hp.com (英語) でご覧いただけます。

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