金沢工業大学とコマニーが震度7にも耐える高耐震間仕切を共同開発、商品化 -- 成果発表および公開耐震試験を3月9日(木)、金沢工業大学やつかほリサーチキャンパスで開催

プレスリリース発表元企業:金沢工業大学

配信日時: 2017-03-05 08:05:04

金沢工業大学地域防災環境科学研究所と、間仕切メーカーのコマニー株式会社はこのたび、共同研究の成果として、震度7にも耐える高耐震間仕切を開発した。既設のコマニー製間仕切にも装備可能なため、国内で最も普及している同社製間仕切を地震により強くすることができる。報道機関を対象とした研究成果発表と公開耐震試験を2017年3月9日(木)13時から14時まで、金沢工業大学地域防災環境科学研究所で開催する。


■共同研究の成果の概要
 従来の間仕切は天井と床をつなぐ部材を固定せず、揺れによる変形に追従させるだけだったため、震度7クラスの大地震では倒壊する恐れがあった。
 共同研究では、間仕切を支える天井の動きと間仕切の損傷・倒壊メカニズムをデータ解析で把握。200回を超える加振試験により、手足の関節のように天井と床をつなぐ部材を連結し、その動きを適度に抑制することが、大地震の揺れ対策に効果的であること発見し、商品化した。

■産学連携による耐震間仕切の成果発表
【日 時】 2017年 3月 9日(木)13:00~14:00 (受付12:30~)
【開催場所】
 金沢工業大学やつかほリサーチキャンバス
  地域防災環境科学研究所(69号館)4Fプレゼンテーションスペース
※以下のやつかほリサーチキャンパスマップ「K」の建物
 http://www.kanazawa-it.ac.jp/about_kit/yatsukaho.html
【スケジュール】
●13:00 開会
●13:10 共同研究の成果発表
 ・金沢工業大学 地域防災科学研究所 所長・教授 高畠 秀雄
 ・金沢工業大学 地域防災科学研究所 副所長・教授 後藤 正美
●13:20 本研究開発の経緯について
 ・コマニー株式会社 社長執行役員 塚本 幹雄
●13:30 公開 耐震試験
●13:45 質疑応答
●14:00 閉会

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県野々市市扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform