MOVIMAS×昱工業 機械学習を実装した水処理ポンプのIoTシステムで協業を開始
配信日時: 2016-10-05 09:00:00
株式会社MOVIMAS(本社:東京都新宿区 代表取締役:兒玉則浩 以下MOVIMAS)は、水処理ポンプ設備の設計、保守・管理、遠隔監視のノウハウを持つ昱工業株式会社(本社:新潟県新潟市 代表取締役:中川涌一 以下昱工業)と機械学習を実装した水処理ポンプのIoTシステムで協業を開始しました。
MOVIMASと昱工業は、MOVIMASが持つIoT分野におけるクラウドシステムとネットワークに関する知見及び、機械学習エンジンを利用し、昱工業が持つマンホールポンプ等の遠隔監視で培ったこれまでのノウハウを活かして、新たな水処理ポンプのIoTシステムの提供で協業を開始しました。MOVIMASは、MOVIMAS IoTプラットフォームサービスの1ラインナップとして設備の稼動監視を行うソリューション“MOVIMAS ODA”を提供します。その監視対象設備の1つとして水処理ポンプを対象に機械学習を利用した遠隔監視システムを提供します。
[画像1: http://prtimes.jp/i/21333/4/resize/d21333-4-954138-2.jpg ]
■背景
現在の水処理ポンプの遠隔監視システムは、異常発生時のメール通報や、Web画面での稼働状況の閲覧が可能となっています。異常が発生したタイミングで通知するため、保守作業員のある一定の稼動は削減されておりました。ただし、故障原因の特定には実際に現地に赴き、ベテラン技術者による故障原因の特定が必要で作業員毎のスキルレベルの差やベテラン技術者の技術継承が課題となっております。
また、水処理ポンプの遠隔監視システムを導入していない水処理ポンプの点検には、点検作業員による定期点検が行われており、また作業員の人員不足も課題となっております。
[画像2: http://prtimes.jp/i/21333/4/resize/d21333-4-122752-1.jpg ]
■効果
今回の協業で機械学習エンジンを利用することで、今までベテラン技術者が判定していた故障原因の特定をシステムで実施し、作業員毎のスキルレベルの差を埋めると共に、監視作業員の人手不足の解消に貢献します。
■今後の予定
MOVIMASは、機械学習エンジンに水処理ポンプ以外の稼働状況を学習させることで“MOVIMAS ODA”として様々な設備の稼動状況の監視と故障予兆の実現を予定しております。
■提供開始時期
・“MOVIMAS ODA”の提供開始:2016年内
・機械学習を利用した水処理ポンプの遠隔監視システム実証評価開始:2017年初春
・機械学習を利用した水処理ポンプの遠隔監視システムリリース予定:2017年初秋
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