欧州脳委員会が10年間の成果を祝う
配信日時: 2012-03-30 17:01:00
欧州脳委員会が10年間の成果を祝う
(ブリュッセル)- (ビジネスワイヤ)-- 2012年に、欧州脳委員会(EBC)は10周年を迎えました。EBCの最も重要な成果の中には、過去10年間に脳障害研究資金の増加に果たした役割があります。欧州脳委員会が設立される前の4年間にEUが支出した脳研究資金は8500万ユーロでしたが、研究規模は現在10億ユーロを超えています。
EU研究・革新・科学担当委員のモイラ・ゲーガンクイン氏は、次のように語っています。「欧州脳委員会は、その最初の10年において欧州の神経科学の領域で重要な役割を果たしました。」
「研究者から臨床医まで、実業家から患者まで、あらゆる関係者を動かし、各国と欧州の行政や政治勢力に働きかけてきました。特に重要な点として、欧州脳委員会は欧州委員会に対する重要な説明役となってきました。」
欧州委員会が会員にとって高い価値を持つだけでなく敬意と政治的関心を集めていることの理由として、脳障害を持つ人々の生活を改善するための努力と純粋な熱意があります。過去10年間に「the Cost of Brain Disorders(欧州における脳障害のコスト)」報告書などの重要資料を発表しただけでなく、ソリューションの提供にも力を入れています。「Year of the Brain in Europe 2014(欧州脳年2014)」と題された期待の大きい意欲的なプロジェクトには、この重要な医療領域の環境やあらゆる欧州市民の脳についての考え方を変える可能性が秘められています。
欧州脳委員会は、重要な成果を上げながらも、それに安住している暇はないと考えています。脳障害の分野で最も敬意を受ける組織として最先端を歩む決意を持ち、脳障害に優先的に資金が供給されるよう、政治的側面への努力を継続し、働きかけを一層強化していく予定です。
EBCエグゼクティブ・ディレクターのアラステア・ベンボーは、こう語っています。「人間がこれまで達成してきたあらゆることの中心となってきたものが脳であるということを世界が受け入れて理解するにつれ、どの業界、セクター、専門領域もその成功が脳によるものであると言わざるを得ないという認識、したがって欧州脳委員会との協力が利益をもたらすという認識が広まるでしょう。私はそう確信しています。これまでの10年間は十二分に重要な期間でした。次の10年間が脳障害の風景を永久に変化させるものとなるよう、努力していく予定です。」
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Simon Vane Percy
(T) 01737 821890
(e) simon@vanepercy.com
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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