【調査速報!】「考える力を評価している授業」が多い大学はダントツで東京大学

プレスリリース発表元企業:NPO法人 大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させ

配信日時: 2012-03-06 13:00:00

NPO法人大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会は、首都圏9大学文科系学部の大学4年生2000人への対面調査から、「考える力を評価している授業」「考える力を育成している授業」を発表。

【調査目的】
企業が採用面接時に評価している「考える力」に注目して大学の授業の中で積極的に「考える力を評価している(知識の評価だけではない)」または「考える力を育成しようとしている」と思われる授業を調査し公開する。
 それにより、
●企業には掲載されている授業において学生の成績や活動を採用選考の一助にしていただく。
●学生のみなさんには、企業が求めている「考える力」を伸ばすために、掲載されている授業を参考にしていただく。
●大学の講師の皆さんには、「考える力」を育成・評価しているという観点で参考にしていただく。

以上の行動によって
●日本の大学生が大学での課外活動だけではなく、授業等の正課に真剣に取り組むことが就職にも有効である。
●大学の講師が、研究ばかりではなく、教育(指導と評価)にも力を入れることが学生からも支持される。
というような社会に近づくきっかけを提供することを目的としています。

【調査対象】
青山学院大学、慶應義塾大学、上智大学、東京大学、一橋大学、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学の文系学部

【調査方法】
対象大学・学部の大学4年生への対面調査(一人当たり1時間程度)
成績表を持参しての対面調査によって、当該大学・学部生以外の回答は入っておりません。
   
【調査数】
約2000人
各大学・学部の4年生の10%前後の人数になっています。
 
【調査結果概要】
各大学の調査結果の概要は下記のとおりです。
特筆すべきなのは、「(知識だけでなく)考える力を評価している授業」に対して学生が挙げた授業数平均で東京大学経済学部 16.6 東京大学法学部 15.5 は対象となる授業の数を考えると、ほぼすべての授業が「考える力を評価している授業」と規定した内容に合致しているものといえます。
調査学生の成績のばらつきからみても、この2つの学部において良い成績をとることは「考える力」の高さと極めて相関しているものと思われます。

立教大学経営学部で、「考える力を評価している授業」 8.2 「考える力を育成している授業」 7.0 と高いのは、同学部で実施されている「ビジネス・リーダーシップ・プログラム」の授業の進め方、評価の仕方の影響が大きいものと思われます。

各大学の調査結果概要は添付ファイルをご参照ください。


また調査結果詳細は当NPOのHPにて掲載しております。
http://npo-dss.com/results.html


■DSSとは
NPO法人 大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会(略称DSS)は2011年7月に「日本の大学生の就学意欲の向上を通した就業力の向上、そのために企業の採用時における大学時の成績が積極的に活用され、大学の就業力向上につながる講義内容の充実と評価の厳正化が促進されるような社会の流れを創る」という目的で設立されました。

【概要】
法人名:大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会(略称DSS)
URL:http://www.npo-dss.com/
代表:代表:辻 太一朗
設立日:2011年7月6日
所在地:〒102-0073 東京都千代田区九段北1-14-17 AMINAKA九段ビル 1階
TEL: 03-6272-3101

【主な活動内容】
・大学の授業内容と成績評価内容の調査及その結果の公開
・企業に対する大学の成績の活用促進と活用手法の提案




【お問い合わせ先】
DSS事務局 担当:高橋
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-14-17AMINAKA九段ビル1階
TEL : 03-6272-3101/MAIL:info@npo-dss.com

《関連URL》
http://www.npo-dss.com/

プレスリリース情報提供元:valuepress