第11回石炭投資促進セミナーを開催

プレスリリース発表元企業:JOGMEC

配信日時: 2016-01-28 17:03:25

 JOGMEC(本部:東京港区、理事長:河野博文)は、1月27日(水)、インドネシアの石炭開発の最新動向について「第11回石炭投資促進セミナー」を開催しました。



 JOGMECはこれまで産炭国政府の関係者や、石炭関連企業の役員等を招き、産炭国の石炭政策や、石炭関連プロジェクトの開発状況等について講演を依頼し、「石炭投資促進セミナー」を開催してきました。

 今回は、インドネシア石炭協会の会長Pandu P Sjahrir氏、東カリマンタン州政府の投資局局長Diddy Rusdiansyah氏をお招きし、「Indonesian Coal Industry Update 2016」、「Potencies, Policies and Permittance Procedures of Coal Mining in East Kalimantan Province」というテーマでご講演を頂きました。

 インドネシアでは、石炭が豊富に賦存しており、インドネシアにとって石炭産業は重要な産業の一つですが、近年の石炭価格の低迷により、政府の収入が減少している上、企業による投資額も減少しており、今後の石炭開発の行方に注目が集まっています。また、インドネシアは許認可の機能が中央政府と地方政府に分かれているなど、複雑な鉱業法を有しており、鉱業法の改正等にも高い関心が寄せられています。セミナーでは、Pandu P Sjahrir氏から、インドネシアの石炭生産見通しや、石炭火力発電所での石炭消費見通しなど、石炭の需給を中心に説明がありました。Diddy Rusdiansyah氏からは同国最大の石炭生産地である東カリマンタン州での石炭産業への投資の許認可の手続きや、許認可の現状について、詳細に紹介いただきました。

 本セミナーには、鉄鋼会社、電力会社、商社、その他資源関連会社等から総勢約50名の参加がありました。質疑応答においては、政府が進める発電事業計画や炭鉱に課される石炭国内供給義務、カリマンタンで計画されている鉄道プロジェクトの状況など、活発な議論が行われました。

 JOGMECは今後もセミナー・調査等の実施により、有益な情報等を提供したいと考えています。また、石炭資源開発に係る最新情報につきましてはJOGMEC HPを閲覧いただくとともに、メールマガジン「JOGMEC石炭通信」へのご登録、配信を通じ入手いただければと思います。

 JOGMECは、皆様からのご要望、ご意見等を踏まえ、情報提供の強化を含めた開発支援ツールのより一層の充実を今後とも図ってまいります。
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