朝日インタラクティブが“超”垂直統合型アプライアンス製品「EVO:RAIL」を採用

プレスリリース発表元企業:ネットワンシステムズ株式会社

配信日時: 2015-03-20 11:30:00

~物理サーバ約50台を「EVO:RAIL」1台に集約し、運用コストを50%削減。簡単操作が可能な専用の仮想基盤運用ソフトによって、運用負荷も大きく軽減~

 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:吉野 孝行、以下 ネットワンシステムズ)は、朝日インタラクティブ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:相楽 剛、以下 朝日インタラクティブ)の運営Webメディアおよび社内業務システムの仮想基盤を、“超”垂直統合型アプライアンス製品「NetOne Integrated System Appliance for VMware EVO:RAIL」(以下 EVO:RAIL)で構築しました。この環境は本年2月から本稼働しています。

 これによって朝日インタラクティブは、約50台の物理サーバを、高さわずか2U(約8.9cm)の「EVO:RAIL」1台の仮想環境上に順次集約し、以下を実現します。
- ハウジングコストやサーバ保守コストからなる運用コストを50%削減
- 簡単操作が可能な専用の仮想基盤運用ソフトによって、運用担当者の負荷を大きく軽減
- 非常に高い稼働率が求められる運営Webメディアの可用性を向上
- 新規サービスの試験環境を迅速・簡単に準備可能

 今後朝日インタラクティブは、今回導入した「EVO:RAIL」内にセキュリティ装置や負荷分散装置などの仮想アプライアンスを導入することによって、設置スペースや運用負荷を変えず、より一層のセキュリティやサービスの安定性向上を図る考えです。

■ 概要図
※概要図は以下のURLをご参照ください。
http://www.netone.co.jp/news/release/20150320_01.html

■ 背景と課題
 朝日インタラクティブは、CNET Japan / ZDNet Japan / CNN.co.jp / 鉄道コムをはじめとしたWebメディアを運営している企業です。これらの運営Webメディアおよび、販売 / 経理 / グループウェア / ファイルサーバなどの社内業務システムは、約50台の物理サーバで稼働していました。

 朝日インタラクティブの課題は主に以下の点でした。
- 毎年発生するサーバのリプレースコストと、既存サーバの保守・運用コストの削減
- データセンターのハウジングコストの削減
- 少人数の運用担当者にかかる運用負荷の削減
- 運営Webメディアの可用性の向上

 朝日インタラクティブはこれらの課題を解決するため、仮想基盤を新規構築して物理サーバを集約することにしました。

■ 「EVO:RAIL」による仮想基盤の特長
 これに対してネットワンシステムズは「EVO:RAIL」を提案しました。「EVO:RAIL」はわずか2Uの高さでサーバ / ストレージ / ネットワーク / 仮想化ソフト / 管理ソフトを統合した、“超”垂直統合型アプライアンス製品です。VMwareのSoftware-Defined DataCenter製品群によって高性能な仮想基盤を実現し、導入・運用・拡張を劇的に簡易化・迅速化しています。

 さらに、「EVO:RAIL」専用の仮想基盤運用ソフトウェア「EVO:RAIL Deployment, Configuration, and Management」によって、運用担当者には専門知識が不要で、簡単な操作で仮想基盤を運用することができ、運用管理負荷を大きく低減します。また、「VMware Virtual SAN」による分散ストレージ機能によって製品内の4ノード間でデータが冗長化されるとともに、あるノードにおける障害発生時には「VMware vSphere High Availability」によって仮想マシンが別のノードに移動することで、高い可用性を実現しています。

■ お客様のコメント
 朝日インタラクティブ株式会社 技術部 ディレクター 兼 シニアマネジャー、編成部 ディレクターの石澤 知広 様から以下のコメントを頂いております。
 「『EVO:RAIL』は、弊社のIT環境に非常に適した製品でした。システム運用担当者が少ないことから、いかに簡単に運用できるか、そして、どれだけ物理サーバを集約できるかが重要でした。結果、これほど小さな製品に約50台のサーバを集約でき、運用コストを半減できました。また、非常に簡単に仮想基盤を運用できることも『EVO:RAIL』の大きな特徴だと感じています。ネットワンシステムズは仮想基盤で高度な技術を持っており、事前のアセスメントから仮想基盤への移行まで安心してプロジェクトを進めることができています。今後も、より一層サービスを向上させるために、仮想アプライアンスの利用など、色々と検討していきたいと考えています。」


<ネットワンシステムズ株式会社について>
ネットワンシステムズ株式会社は、お客様の情報インフラを最適化することで戦略的な情報活用を促進し、ご導入頂くお客様の先のお客様への貢献も見据えて支援する企業です。そのために、常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、実際に自社内で実践することで利活用のノウハウも併せてお届けしています。
(設立:1988年2月、売上高:1,424億27百万円〔2014年3月期連結〕)
詳細は www.netone.co.jp をご覧ください。

※記載されている社名や製品名は、各社の商標または登録商標です。

<本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先>
ネットワンシステムズ株式会社 広報・IR室:西田武史
Tel:03-6256-0616 / E-mail:media@netone.co.jp

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