女性を悩ます更年期障害に「高麗人蔘(紅蔘(こうじん))」が有効

プレスリリース発表元企業:韓国人参公社ジャパン広報事務局

配信日時: 2014-01-08 10:15:00

1月12日は「いい人蔘の日」です。高麗人蔘(紅蔘)が健康に良いことをアピールするために、2012年に株式会社韓国人蔘公社ジャパンが制定しました。今回は主に女性の健康に関連する更年期障害の話題をお知らせします。

更年期障害は、卵巣機能の低下で、女性ホルモンの一種であるエストラジオール(E2)が減少し、発汗、動悸、ほてり、めまい、苛つきなどの症状が現れます。2002年にNPO法人「女性の健康とメノポーズを考える会」が更年期世代の勤労女性を対象に行った調査では、8割の女性が何らかの症状を有し、そのうち4割が仕事に不都合があったという調査結果が出ています。これは女性にとって重要な問題です。

代表的な治療法は、エストロゲンを、飲み薬や貼り薬として補充するホルモン補充療法、卵巣の働きを活性化するプラセンタエキス、メルスモンを注射するプラセンタ療法、そして漢方療法がある中、高麗人蔘(紅蔘)も、エストラジオールの減少に寄与するという興味深い実験結果がありますのでご紹介いたします。

大阪市立大学医学部産婦人科学教授(当時)の荻田 幸雄 氏等が発表した実験では、エストラジオールの分泌が少ない女性15名(卵巣がある方10名、卵巣がない方5名)に正官庄高麗人参(紅蔘)1日9gを8週間投与し投与前後を比較したところ、卵巣がない方5名は変化がなく、卵巣がある方10名は改善が見られました。これは、高麗人参(紅蔘)によって卵巣への血流が増加し、結果的にエストロゲンの算出を促したのではと推測されています。赤血球の直径は平均7ミクロン(1ミクロン=1,000分の1ミリ)なのに対し、毛細血管の直径は3ミクロンと小さいので、赤血球は毛細血管を通る際、3ミクロン以下に縮むことを強いられますが、高麗人参(紅蔘)は、赤血球の変形能力を一時的に高める働きがあるようです。(出典:「薬用人蔘2000」共立出版)

また、婦人科外来を訪れた更年期障害、または更年期障害に準ずる不定愁訴の症状を持つ患者113名のうち、83名は紅蔘1日6gを投与したところ、著しい改善が18.1%、中度の改善が28.9%、軽度の改善が37.3%という結果も出ました。(出典:「薬用人蔘95」共立出版)

今後も更年期障害における、紅蔘の有効活用が期待されます。

【更年期障害における紅蔘の可能性について】
頼 建守 氏(東京医科歯科大学老年病内科臨床准教授・頼クリニック院長)
胃弱の治療薬である「人参湯(にんじんとう)」、「六君子湯(りっくんしとう)」や更年期障害の治療薬である「女神散(にょしんさん)」に含まれた人参は、通常日本では「御種人参(おたねにんじん)」を用います。この「御種人参」は水洗後そのまま生干した人参であり、薬効として体内の新陳代謝機能の増進や内分泌の促進、精神安定作用、中枢興奮作用などが幅広く知られており、一種の「補気(ほき)強壮薬」です。しかし、赤ら顔で元気な人が服用すると鼻血が出たり、頭痛となったりすることも知られています。
それに対し、湯通しして調製した紅蔘は一部の成分が失われるが、高血圧気味の人や、老人、病弱な人には穏やかに効きます。更年期障害の悩みを抱えている女性の中でも、暴飲暴食や度を超した間食でもたらした体の不調(漢方で言われる気の滞り・熱性タイプ)の人を除けば、パワーがダウンしている患者層に十分効果が期待できます。

(参考)「紅蔘(こうじん)」とは・・・
紅蔘は、畑から収穫した高麗人蔘を水洗いし、皮ごと蒸した後、水分14%以下に乾燥させた食材です。その加工過程で赤褐色になることから、「紅蔘」と呼ばれています。

※「紅蔘健康研究会」は、「高麗人蔘」「紅蔘」の社会的価値を、専門家やジャーナリストの識者等の第三者的な視点で見出し、情報を発信する研究会です。現在2014年春の設立に向け準備中です。

【本件に関するお問い合わせ先】
韓国人参公社ジャパン広報事務局
TEL:03-3263-5622

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