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マルマエの第2四半期決算は各利益とも黒字に転換、顧客の過剰在庫が解消傾向に
(決算速報)
■第3四半期より連結決算に移行、高純度アルミ精製企業を連結化
半導体・FPD製造装置、真空パーツメーカーのマルマエ<6264>(東証プライム)が4月4日発表した第2四半期決算(2024年9月~25年2月・累計)は、売上高が前年同期比91.7%増加して39億11百万円となり、各利益とも前年同期比で黒字に転換した。営業利益は9億52百万円、四半期純利益は6億64百万円だった。
この期は、半導体分野で停滞の原因となっていた顧客の過剰在庫に解消の傾向が出てきた。また、新規顧客からの注文も順調に推移した。FPD分野では、G8 OLED(第8世代有機EL)向けの設備投資が継続し、しばらくはこの傾向が続くとみているとした。
25年3月に高純度アルミ精製などを行うKMアルミニウム株式会社の株式取得について発表し、当第3四半期より連結決算に移行する予定。今期・25年8月期の業績予想は、連結業績予想については算出でき次第開示するとし、前回予想を継続した。売上高は76億円(前期比60.0%増)、営業利益は16億円(前期の約10倍)、当期純利益は10億65百万円(同56倍)。
配当は2月中間配当を1株15円(前期比5円増)実施済みで、8月期末配当は現時点で1株15円の予定(前期は20円)。年間では同30円(前期も同30円)を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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