ダイコク電 Research Memo(9):マテリアリティに沿った具体的な取り組みを推進

2025年1月10日 17:29

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記事提供元:フィスコ

*17:29JST ダイコク電 Research Memo(9):マテリアリティに沿った具体的な取り組みを推進
■サステナビリティへの取り組み

ダイコク電機<6430>は、経営理念である「イノベーションによる新しい価値づくりを通じ、これからも一貫して持続的な成長を果たしてまいります。」に基づき、事業活動を通じた持続可能な社会の実現と同社グループ自身の成長を目指すため、改めて「サステナビリティ基本方針」及び「マテリアリティ(重要課題)の特定」について取締役会にて決議し、2022年3月に公表した。ギャンブル依存症チェックゲーム(「チェッパチ」「賢者のおしえ」)による啓蒙活動や親子プログラミング体験教室の開催、テレワーク推進を含む働き方改革及び人材活躍の推進、ソーラーパネルの設置など、マテリアリティに沿った具体的な取り組みを推進している。また、「サステナビリティ委員会」の設置などサステナビリティ活動を持続的かつ体系的に推進するための体制づくりに加え、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に基づく気候変動に関わる情報の開示も行っている。企業等の環境関連の戦略や取り組みなどを評価・認定する国際的な非営利団体CDP(本部:イギリス・ロンドン)から、気候変動対応への取り組みで、マネジメントレベル「B」(前年はB-)の評価を受けている。

■株主還元

2025年3月期の年間配当は、1株当たり120.0円配を予定

配当については安定配当を基本とし、業績に応じて特別配当を実施する方針である。2025年3月期の年間配当については、前期と同額の1株当たり120.0円(中間40.0円実施済、期末80.0円)を予定している。弊社では、今後の利益成長に伴う増配の可能性は十分にあると見ている。

また、株主優待を2022年3月期より再開した。毎年9月末時点の株主に対し、保有株式及び継続保有期間に応じてQUOカードを贈呈する内容となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)《HN》

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