国内外の注目経済指標:日本銀行は政策金利を据え置く見込み

2024年12月14日 14:51

印刷

記事提供元:フィスコ

*14:51JST 国内外の注目経済指標:日本銀行は政策金利を据え置く見込み
12月16日-20日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

■16日(月)午後6時発表予定
○(欧)12月製造業PMI -予想は45.6
参考となる11月実績は45.2。金融緩和による景気浮揚が期待されるものの、ユーロ圏諸国のすみやかな回復は期待できないため、指数の大幅な改善は期待できない。

■16日(月)午後11時45分発表予定
○(米)12月サービス業PMI -11月実績は56.1
参考となる11月実績は56.1。サービス業の景況感はまずまず良好。ただ、12月については参考指標となる11月ISM非製造業景況指数が大幅に悪化しているため、11月実績を下回る可能性がある。

■18日(水)19日午前4時結果判明
○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合-予想は0.25ptの追加利下げ
12月の追加利下げは完全に織り込み済み。来年以降については利下げを急がない方針を維持するとみられ、1月については政策金利の据え置きが有力視されている。

■19日(木)決定会合の終了予定時刻は未定
○(日)日本銀行金融政策決定会合-予想は政策金利の据え置き
インフ率のすみやかな低下は想定されていないが、国内需要がやや伸び悩んでいること、海外経済の減速が与える影響などを総合的に判断して、今回の会合では政策金利の据え置きが決まる見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・16日(月):(欧)12月ユーロ圏サービス業PMI、(米)12月製造業PMI
・17日(火):(米)11月小売売上高
・18日(水):(米)11月住宅着工件数
・19日(木):(英)英中央銀行政策金利発表
・20日(金):(日)11月全国消費者物価コア指数、(米)11月コアPCE価格指数《FA》

関連記事