【株式市場】前場の日経平均は519円安、中国への追加関税など受け一時760円安

2024年11月26日 12:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万8260円38銭(519円76銭安)、TOPIXは2681.66ポイント(33.94ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億4865万株

 11月26日(火)前場の東京株式市場は、トランプ氏が中国やメキシコへの追加関税などをSNSに投稿したと取引開始前に伝わり、日経平均は183円安で始まった後も一段安となり、午前10時過ぎに一時760円06銭安(3万8020円08銭)まで下押し、前引けも下げ幅500円台となった。中国からの需要は無視できないとされて半導体関連株の下げが目立ち、鉄鋼、自動車、重工株なども安い。一方、冬物衣料への期待でファーストリテ<9983>(東証プライム)、東レ<3402>(東証プライム)などが上げ、投資ファンドの3Dインベストの保有拡大が言われたサッポロHD<2501>(東証プライム)と保有が言われるワコールHD<3591>(東証プライム)も高い。

 ユニ・チャーム<8113>(東証プライム)が活況高となり女性向け医療サポート保険(少額短期保険)の取り扱い開始など好感。政府の「曲がる太陽電池」促進政策を受け積水化学<4204>(東証プライム)や住友林業<1911>(東証プライム)も活況高。くろがね工作<7997>(東証スタンダード)は復配が好感され買い気配のままストップ高。萬世電機<7565>(東証スタンダード)は発行株数の29%規模の自社株買いの効果など連日期待されストップ高。デ・ウエスタン・セラピテクス研<4576>(東証グロース)は緑内障治療に関する臨床試験を好感した急騰相場が半値押しに差し掛かり調整一巡とされ再び急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は9億4865万株、売買代金は2兆2551億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は585銘柄、値下がり銘柄数は994銘柄。

 東証33業種別指数は8業種が値上がりし、繊維製品、空運、倉庫運輸、その他製品、、小売り、水産農林、陸運、建設、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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