クリーク・アンド・リバー社は1500円台を回復、第2四半期決算は減益だったが売上総利益は増益に転換

2024年10月11日 11:39

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■今期は過去最大の積極採用を行うなどで先行投資を推進

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は10月11日、再び出直りを強める相場となり、1505円(50円高)まで上げて2週間ぶりの1500円台に進んだ後も堅調に売買されている。10日の15時に発表した第2四半期決算(2024年3~8月・連結)は増収減益だったが、売上総利益は第2四半期(6~8月)で増益となった。「通期でのキャッチアップを目指す」(オンライン説明会)とした。

 テレビ局向けの制作プロフェッショナル派遣などが中心の「ブロードキャスティング&動画」をはじめ、「ゲームエンタテインメント」「メディカル&ヘルスケア」「マネジメント&コンサルティング(法曹・会計・戦略コンサル)」など10分野のカテゴリーで人材事業を行う。3~8月の連結売上高は258億36百万円(前年同期比2.3%増加)、営業利益は21億95百万円(15.6%減)だった。4月入社の新入社員を361名採用し、過去最大の積極採用を行い、先行投資の年という位置づけになるが、売上総利益は47億40百万円(同1.5%増)と増益に転じた。2月通期の連結業績予想は全体に従来予想を継続し、売上高は550億円(前期比10.4%増)、営業利益は48億円(同17.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は31億円(同16.6%増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【どう見るこの相場】自民党総裁選フライング相場に反動懸念、政治改革期待と「御用金相場」に注目(2024/09/30)
【どう見るこの相場】10月相場入り、政局と経済指標に注目、日米中央銀行の金融政策と政治スケジュールが鍵(2024/09/24)
【どう見るこの相場】悪環境耐性のデジャブ相場到来?住宅株がけん引する次の相場とは(2024/09/17)
【どう見るこの相場】彼岸を迎え、相場観に変化か?~不確実性高まる市場で求められる戦略~(2024/08/29)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事