【株式市場】前場の日経平均は28円高、朝方の214円安から持ち直し反発基調

2024年9月10日 12:46

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万6244円22銭(28円47銭高)、TOPIXは2588.52ポイント(8.79ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億3887万株、

 9月10日(火)前場の東京株式市場は、NY株式の全面反発などを受けて全般堅調となったが、自動車株の中ではホンダ<7267>(東証プライム)が重く、半導体関連株の中ではレーザーテック<6920>(東証プライム)が重いなど相場に濃淡があり、並行してJR東日本<9020>(東証プライム)などの陸運株、極洋<1301>(東証プライム)などの水産株、みずほFG<8411>(東証プライム)などの銀行株がジリ高傾向となり、鹿島<1812>(東証プライム)など建設株の一角もしっかりとなった。日経平均は取引開始後ほどなく半導体関連株の下げなどを受けて214円17銭安(3万6001円58銭)まで軟化したが、あとは持ち直して午前11時にかけて321円28銭高(3万6537円03銭)まで上げる場面があった。

 ビューティガレージ<3180>(東証プライム)がプライム銘柄の値上がり率1位となり自社株買いなど好感。アルトナー<2167>(東証プライム)は第2四半期決算など好感され急反発。ザインエレ<6769>(東証スタンダード)は「世界初VCSEL対応DSPレス光半導体実現」の発表に注目集まりストップ高。大運<9363>(東証スタンダード)とテックファームHD<3625>(東証グロース)は大阪IR(カジノ統合リゾート)着工に向けた進展などで2日連続ストップ高。アールプランナー<2983>(東証グロース)は業績予想の増額修正が好感されて買い気配のままストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は8億3887万株、売買代金は1兆8382億円。プライム上場1644銘柄のうち、値上がり銘柄数は1017銘柄、値下がり銘柄数は560銘柄。

 東証33業種別指数は26業種が値上がりし、銀行、水産農林、陸運、石油石炭、その他金融、金属製品、サービス、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【どう見るこの相場】彼岸を迎え、相場観に変化か?~不確実性高まる市場で求められる戦略~(2024/09/09)
【どう見るこの相場】9月相場、配当に注目!高配当利回り銘柄がチャンス到来か(2024/09/02)
【どう見るこの相場】震源地不明のマーケット、投資家は「金」に走る?日銀・FRBの思惑と政情不安で株価の行方は?(2024/08/26)
【どう見るこの相場】「植田ショック」のリベンジ相場は基本は業績上方修正でフルとダブルのセット銘柄(2024/08/05)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事