【株式市場】日経平均は285円高、月末要因が加わり大引け一段高、TOPIXは4日続伸

2024年8月30日 17:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万8647円75銭(285円22銭高)、TOPIXは2712.63イント(19.61ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は月末要因で増加し20億507万株

 8月30日(金)後場の東京株式市場は、株価指数の一部の銘柄入れ替えや投信の値洗いなどがあるとされ、ソニーG<6758>(東証プライム)が堅調なまま終盤に一段と上げて高値引けとなり、前場から軟調なままだったファナック<6954>(東証プライム)は14時過ぎから上げて堅調など、主力株の一部が強く全体の地合いを支えた。半導体関連株は14時半頃にかけて小安くなる銘柄があったが大引けは総じて堅調。大手商社株や海運株も値を保ち堅調だった。日経平均は150円高の3万8500円前後で一進一退だったが、14時半頃から次第に上げて前日比で反発。TOPIXは4日続伸となった。

 後場は、ユニチカ<3103>(東証プライム)が一段高となってプライム銘柄の値上り率1位に躍り出、業績回復傾向に加えて台風10号による防災関連資材の特需に期待。SWCC<5805>(東証プライム)は旧・昭和電線HDでやはり台風10号が買い材料の見方。アシックス<7936>(東証プライム)は野球用品事業の休止が好感されて高い。メディシノバ・インク<4875>(東証スタンダード)は米国での特許が材料視され一時ストップ高。Laboro.AI<5586>(東証グロース)は大口取引先とされるラピダスに政府系機関が出資の観測など言われてストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は月末要因で増加し20億507万株(前引けは7億1869万株)、売買代金は5兆1924億円(同1兆7388億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は1107(前引けは1035)銘柄、値下がり銘柄数は474(同560)銘柄。

 東証33業種別指数は25業種(前引けは23業種)が値上がりし、値上がり率上位は、非鉄金属、海運、卸売り、サービス、電力ガス、電気機器、証券商品先物、機械、その他製品、輸送用機器、金属製品、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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