東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢の展開か

2024年8月29日 07:46

印刷

記事提供元:フィスコ

*07:46JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢の展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の展開を想定する。前日28日の米国市場のダウ平均は159.08ドル安の41,091.42ドル、ナスダックは198.79pt安の17,556.03ptで取引を終了した。主要経済指標の発表なく、寄り付き後、まちまち。ダウは過去最高値付近から利益確定売りが強まったほか、ナスダックも長期金利上昇を警戒した売りや、半導体メーカー、エヌビディア(NVDA)の決算発表を控えた手仕舞い売りも強まったと見られ、終日売りが先行した。終盤にかけても戻り鈍く相場は下落で終了した。下落した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の展開を想定する。再度、日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限を割り込んだことで、ダブルトップが意識されやすく、過熱感解消を待つ局面となりそうだ。今晩米国で4-6月のGDP改定値や、先週分新規失業保険申請件数など重要な経済指標発表を控え、見送りムードも高まりやすい。一方で、グロース市場固有の悪材料はなく、下値では押し目買いも入りやすそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比4pt安の656ptで終えている。上値のメドは665pt、下値のメドは640ptとする。《TY》

関連記事