インタースペース 3Qも増収、各セグメントともに売上高が引き続き順調に推移

2024年8月14日 11:13

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記事提供元:フィスコ

*11:13JST インタースペース---3Qも増収、各セグメントともに売上高が引き続き順調に推移
インタースペース<2122>は13日、2024年9月期第3四半期(23年10月-24年6月)連結業績を発表した。売上高が前年同期比7.5%増の59.40億円、営業利益が同23.2%減の5.24億円、経常利益が同31.3%減の5.16億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同42.3%減の2.75億円となった。

パフォーマンスマーケティング事業の売上高は前年同期比7.1%増の37.10億円、セグメント利益は同21.4%減の3.54億円となった。主力の「アクセストレード」においては、金融分野を中心に堅調に推移した。また、海外事業では、現地メディアパートナーの新規開拓に注力し、登録メディアパートナー数が200万を突破した。さらに、店舗向けDXソリューション「モバイルウインドウ」においては、継続課金型サービスの販売チャネル拡大を図ったほか、「ダレカナブロック」などの自社プロダクトの新規会員獲得が順調に進み、会員数は大幅に増加している。

メディア事業の売上高は同8.1%増の22.29億円、セグメント利益は同26.5%減の1.70億円となった。主力の「ママスタ」においては、記事コンテンツの充実を図ったことでサイト回遊率は上昇し、閲覧数も増加した。また、連結子会社4MEEEが運営するヘルスケアアプリ「4MOON」では、Femtech領域での取り組みが評価され、「2024 WOMAN’s VALUE AWARD~Femtech~」ジェンダード・イノベーション部門で「最優秀賞」を受賞した。さらに、連結子会社ユナイトプロジェクトが運営する「塾シル」においては、掲載教室数の拡大に注力したことに加え、サイト検索順位の向上に向けた施策の実施により、獲得数に影響するキーワードの上位表示は順調に増加している。

2024年9月期通期については、売上高が前期比11.2%増の81.00億円、営業利益が同7.8%減の7.30億円、経常利益が同20.8%減の7.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.6%減の4.30億円とする5月7日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。《SO》

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